こんばんは。ハム助と申します。
前回からシリーズとして、金融庁のガイドブック(基礎から学べる金融ガイド)を参考にして、基礎的な金融リテラシーを学ぶ記事をシリーズで書いています。
https://www.fsa.go.jp/news/r5/sonota/20231225/20231225.html
前回は「家計管理編」でしたが、今回は「生活設計編」です。
生活設計よりもライフプランという言い方の方が馴染みがあったりイメージしやすいかもしれませんね。
このシリーズを読めば最低限の金融リテラシーが身につくと思います!
また、全てではなくても気になる・知りたい回だけ読むのでももちろん大丈夫です。
今回は、お金を貯めなきゃいけないかなあ、今後お金が足りるかなあといったご心配をお持ちの方を念頭に置いています。
本記事をご覧いただき、少しでも豊かな人生の一助になれたら大変うれしいです。
それでは、今回もよろしくお願いします!
「生活設計」って何をすればいいの?
生活設計は明確な定義はありませんが、今後の人生でどのような経費が必要かを考えること、またどのようなイベントがあるのかを考えることといえるでしょう。
また、前回記事の「【家計管理編】金融庁のガイドブックから学ぶ金融リテラシー① | ふわっと公務員ライフ。)で書いたような、収支把握と合わせて考えることで、より実効性がある設計ができると思います。
生活設計をもっといい言い方に変えると、「どんな生き方をしたいかを思い描くこと」とも言えると思います。
・定年後は海外旅行を楽しんで、優良な老人ホームで穏やかな暮らしを送りたい
・結婚してマイホームで広々暮らして思い出を作りたい
・贅沢な暮らしはしなくてよいから丁寧な暮らしを送りたい
どの暮らしもいいものだと思います。でもそれは、誰かが「この暮らしをしなさい」と命令するもので、示してくれるものでもありません。個人の価値観があると思いますので、正解はありません。
こういった自分の生き方の理想はそれぞれあると思います。理想の生き方を少し具体化して、どれくらいのお金が必要かを考えることが、生活設計と言えるでしょう。
そして、理想の生き方という考え方やその基礎となる環境は変わっていきます。22歳と60歳では環境が大きく変わっていることはもちろん、考え方も大きく変わっているでしょう。そういったときに、柔軟に変えていくことも生活設計には必要だと思います。初志貫徹はかっこいいですが、ぶれてもいいんじゃないかなと思います。
わたしたちの人生には、さまざまな選択肢があり、どのような生き方を選ぶのか、それによっていつ、どのようなライフイベントがあり、どのくらいの費用がかかるのかは人によって違います。まず自分のライフプランを立ててみましょう。それによってどのような準備が必要なのかが、具体的に見えてきます。既にライフプランを明確にしている人も、環境の変化に応じて見直すことが大事です。
ライフイベントの目安(一般的な大きな支出を押さえよう)
ライフプランは各々で異なります。そのため、正解は異なります。
しかし、ライフプランを考える上で重要なイベント(金額が大きい要考慮事項)はある程度共通しているものです。
それが、ガイドブックで記載されていますが、抜粋すると以下になります。
- 働き方:会社員・公務員、フリーランスかにより税や社会保険料の支払い方に違いがあります。
- 結婚: 挙式や披露宴、新居への引っ越し費用など。
- 出産・子育て: 検診や分娩費用のほか、おむつ代などの消耗品、お祝い行事の費用がかかります。
- 住宅購入: 「賃貸」で自由に動くか、「持ち家」で安心を得るか。大きな選択です。
- 教育費: 公立か私立か、一人暮らしかどうかで大きく変動します。
- 介護・老後: 施設利用か在宅介護か、また老後のゆとりある生活のために準備が必要です。
- 車所有:居住地域やライフスタイルにより必需品であったり、嗜好品だったりします。
結婚一つとっても、挙式をするかどうか大きく違いますよね。
それ以外にも賃貸か持ち家かも大きく左右します。ローンを組んで家を持てば比較的老後は賃貸よりはお金がかからないこともあります(実際には修繕費がかかるので、イメージよりはかかりますが)。
ひとつひとつを掘り下げると大変長くなりますので、軽く触れるくらいにしておきます。
収入についても把握しましょう。特に公務員は想定しやすいです!
どれくらい使うかの把握も必要ですが、どれくらいお金が入ってくるかも大事な要素です。
この時に、公務員の給与は予想しやすいです。
(今度、公務員の給与について詳しい記事を書きたいと思います。)
公務員の給与が把握しやすい理由は以下のとおりです。
・給与水準の決定方法が民間準拠である
・昇給の標準号給数が決まっている
民間準拠というのは一定規模以上の事業所の平均を取っています。そのため、特定の会社の業績に依存するわけではないです。基本的には給与水準の増減は、民間の春闘を見ていると分かると言えます。
また、公務員給与は俸給表という級と号給で構成されるもので決定されており、どの級のどの号給に置かれているかでいくらもらえるかが決まります。
民間でもいわゆるJTCなら似たようなものだと思いますが、ある程度は年功序列になっているため、普通に働いていれば標準程度の昇給はできますので、何歳になったらいくらくらい貰えそうというのが予想しやすいです。
全ての経費を調べて計画することは困難!まずは、ツールを利用してみよう。
とはいえ、生活設計といっても、具体的に計算することは相当な労力を要します。
そのときに、シミュレーターを活用すると比較的楽に計算できるので、少し考えてみたいという方は、まずは以下のようなサービスを使ってみるとよいです。
いずれもアカウント登録等は不要です。ほかにも検索するとたくさん出てくるので、気に入ったものを使うといいですが、以下に紹介します。上からお手軽(入力項目が少ない)順になっています。
(日本FP協会 ライフプラン診断)
https://www.jafp.or.jp/know/lifeplan/simulation/
※クリックするだけである程度のシミュレーションをしてくれます。その分細かい条件は見ていないです。
(金融庁 ライフプランシミュレーター)
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/lifeplan-simulator
※収入等細かく見ることができます。インフレ率も設定したりできます。
(NTTデータ・エービック ライフ&マネープランシミュレーター)
https://www.wam.abic.co.jp/contents/C99C001/lifeplan/top.html
※なかなか細かいです。細かい部分は入れなくても進めることができますが、じっくり考えてみたい方にはおすすめです。
まとめ:プランは変わってもOK!定期的に見直そう
生活設計をすることは人生の生き方を考えてみることと言えます。
ただし、計画は前提条件が変わったり、環境が大きく変わったりと見直しが迫られるものです。
重要なのは、ある程度計画を立てたら、都度見直して柔軟に見直していくということです。
私としては、ある程度勢いでいかないと人生動けないことも多いのですが、ムリなローンを組んでしまい、生活の柔軟性を失ってしまったり、本当に大事にしたかったことにお金を使えなくなってしまうことは不幸だと思います。
新築マイホームより、激務は回避してのんびり暮らしたいのであれば、賃貸とか中古住宅も選択肢になったりしますからね。満足感のある人生に役立てたいですね。
「一度決めたら変えられない」と思う必要はありません。結婚したり、転職したりと環境が変わるたびに、ライフプランをアップデートしていくことが大切です。
今の自分に無理のない範囲で、少しずつ未来の準備を始めてみませんか?
今回もお読みいただきありがとうございました。

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