こんばんは。ハム助です。
週に一回程度の頻度で、ニュース関連(お金や行政関係)を取り上げてみたいと思います。
週に一回だと深堀まではできないのですが、ちょっと話せるくらいには知っておこうみたいな感じで「浅堀ニュース」という定期的な記事を書いていきます。
それでは、栄えある初回は「レートチェック」を浅く調べていきます。
急激な円高進行(2026年1月下旬)
1月23日深夜に急激な円高に向かいました。160円に近づく勢いの円安でしたが、一気に155円くらいまで円安に向かいました。そしてこの記事を書いている1/29時点で153円くらいになっています。
この円安の進展は高市政権の積極財政と、衆議院解散に伴う減税政策合戦から日本の財政規律を不安視した投資筋が、円の価値を不安視したためと言われています。
(あえて「言われています」と書いたのは、こういう相場は理由は後付けなことが多いためです。)
ちなみに、この影響で私のNISAの含み益は結構飛びました笑
次の積立の時に多めにインデックスを買うことができると言い聞かせています。
さて、このときに、何があったかというと「レートチェック」というものです。
それも日米協調して行う介入でした。
私は「レートチェック」って初めて聞いたんだけど、、、ってなりました。

レートチェック?初めて聞いたんだけど。
口だけよりも本気度のある介入がレートチェック
レートチェックが何かというと、「為替介入を行う当局(日本なら日本銀行)が市場参加者に相場水準を確認すること」、「今これだけの金額のドル/円を売るとすれば、レートはいくらになるかという確認」です。
(参考/東洋経済)
https://toyokeizai.net/articles/-/932472
(参考/ロイター通信)
https://jp.reuters.com/opinion/forex-forum/QFYWAGLR5FKWNMJTV2732GZGNM-2026-01-29/
つまりは、実際に通貨の売買を行わずに、買う一歩手前の「確認」をしているに過ぎないわけですが、ただ口で「これ以上円安進むなら介入しちゃうよ」って口で言っているよりは踏み込んでいるということみたいです。
よく、実際に介入することを「実弾」ということがありますが、介入の段階を拳銃に例えれば
・口先介入:銃を構えないが、撃つ素振りだけ見せる
・レートチェック:銃を構えて、銃口を相手に向ける
・実弾介入:引き金を引く
これくらいの差はあるのかなといった印象を受けました。
といっても実のところ本当は実弾介入しているかもしれません。
実弾を撃ったかは、1/30「外国為替平衡操作の実施状況」という財務省の公表データから分かるらしいです。
https://www.mof.go.jp/policy/international_policy/reference/feio/data/monthly/20260130.html
結果を見ると、実弾の介入はしていませんでした。
レートチェックの効力のすごさが分かりますね。頻繁にやると怖さが薄れるので、たまにだから効力があるのでしょうが。
レートチェックは秘密で行われる?
少し疑問に思ったのは、報道を見ていると財務省も日銀もレートチェックしたとは言っていないのです。そして、調べてみるとレートチェックしたことを公表していないそうです。
(参考/日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB1275K0S4A710C2000000
これにも関わらず、報道が出るということは、報道機関に情報をひっそり渡して報道してもらっているということなのかなと思いました。
何しろレートチェックはただの「確認」であり、脅しでしかないのですから、脅す相手に脅していることが伝わらないと意味がないわけです。
私が思うに、実弾を伴わない介入は、オフィシャルには伝えないという不確実性を残しつつ、行われた「らしい」という不安定な状況が、投資家心理を怖がらせるので、効果がありそうだなと思いました。
まとめ
レートチェックを調べてみましたが、まとめますと
- 実弾介入の前の、口先よりは本気度の高い相場の「確認」を行う為替介入
- しかし、実際に「確認」したかは分からないという目に見えない介入と言える
- だからこそ、投資家目線で不確実性があり今回のように実効性がある介入になり得る
こんなところかと思います。
「協調介入」については今回はあまり触れませんでしたが、実際にはアメリカが協調してレートチェックを行ったというところが、より本気度が伝わり、単独よりも強力な介入があり得るというリスクが円安に歯止めをかけたということが大きいのだと思いました。
今回の選挙で自民党が勝つと積極財政が続くので、対ドルで160円を超す円安水準が懸念されていたので、市場に釘を刺す意味があったのではないかと思っています。
いかがだったでしょうか。
今回記事を書いてみて、ちょっと知らないことを書くにはちょうどよく、読者の皆様が疑問に思っていることにも少しはお役に立てそうかと思ったので、定期的に書いていきたいと思いました。
それでは、お読みいただきありがとうございました。
よい週末をお過ごしください。


コメント